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貴船ビーバーズ第31期生の選手達、卒団おめでとう! 第31期父母会の皆様、1年間お疲れさまでした、そして、ありがとうございました。 毎試合後、吉本会長が必ず集計してくれたスコア。最後の大宮戦の結果を入れた成績が届きました。今年レギュラー戦で投手陣が投げたその数、実に7,805球。1球毎に一喜一憂した1年でした。1,930回の打席では、ハラハラ・ドキドキの繰り返し。与えた四死球350個、喫した三振は501個、何回落胆したことでしょう。433本というヒットの数だけ笑顔があり、31本のホームランの数だけ喜びを爆発させました。数え切れない素振りの数、厳しいノックの雨あられ、流した涙と汗は数知れず、「成長した自分」という大きな財産を持って卒団してくれると思います。人生で何度も経験出来ない熱い1年であり、忘れられない1年だと思います。 そんな熱い1年を共に過ごすことが出来たことに感謝申し上げます。ありがとうございました。 選手達はやり残したこともあると思います。それは、今後の野球人生で取り返して欲しいと思います。今後の君達の活躍を大いに期待しております。 ■
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by beaverscoach
| 2008-12-15 22:00
昨年、26年ぶりのBクラスへ転落し、下馬評も決して高くなかった埼玉西武ライオンズ。そのライオンズを、今年、就任1年目から日本一に導いたのが渡辺久信監督。渡辺久信監督というと、六本木、新人類、ドラフト会議後のリーゼントというイメージが強く、まさか1年で日本一になるとは私も正直思っておりませんでした。 その渡辺久信監督が本を出されましたので早々手に取りました。講談社から出版された「寛容力~怒らないから選手は伸びる~」というタイトルの本です。渡辺監督の指導方法、そして、どうしてそのような考え方に至ったのか大変興味があったからです。新聞などでは、現役時代の“管理野球”に反発して“ノビノビ”野球を・・・などと書かれておりましたが、決してそんなことはないようです。広岡元監督の教えをしっかりと引き継いでいるところもあり学童野球の指導者としても大変勉強になります。 本を通じての渡辺監督の印象は、「感じることが出来る方・気配りをする方」でした。選手の性格、コーチ陣の関係、選手との関係などなどです。そして、本の中で、「チームが勝つこと」と「選手が成長すること」とどちらが嬉しいか・・・という項目があります。「両方です」と答えますと書いてありますが、「どうしてもどちらか?」と聞かれたら「選手が成長すること」を選ぶかもしれませんと・・・。結果で判断されるプロの世界でこの言葉。この考え方には凄く共感するものがありました。 指導者として参考になるところを自分の備忘録として抜粋しました。プロ野球の監督のお話しでも学童野球の指導と通じることが驚くほど沢山ありました。来年1年このページを何回も読み直すことになると思います。 ~『寛容力』より~ 『厳しく接することによって反骨心を刺激され、成長していく選手ももちろんいます。しかし、そういう選手ばかりではない。むしろその逆で、ミスを厳しく追及されることで、本来持っている才能や長所を失ってしまう選手のほうが多いということに気がついたのです。』 『ミスには寛容に、のびのびとプレーさせれば選手は伸びる』 『今の時代の若い子たちは、“上から目線”の権威や推しつけで、思うように動いてくれるような精神構造ではありません。』 『選手が何を考え行動しているか、どんな性格なのかをなど、「対話する」ことでしっかり理解し、その性格にあった対処法で指導していく。』 『その選手がもっとも受け入れやすい指導の方法や接し方を工夫するために、まずはその選手のことを理解する。そうすれば自然に心の距離が縮まっていく。その「心の距離の近さ」が、大切なのです。』 『指導の際には、“言葉”に、“言い方”にとにかく気をつけてください。』 『今の選手はとにかく怒られ慣れていない。そして、選手のメンタリティーが変化しているからには、指導方法も変えていく必要があると思うのです。』 『今の選手たちはこちらの意図を「理解」してくれさえすれば、それを現実にするための方法を考える能力は、昔の選手たちより優れているように思います。だからこそ、適切な言い方を選び「言葉の力」で選手を理論的に指導していく能力が、今の指導者には必要とされているのではないでしょうか。』 『とにかくその選手のレベルまで自分が降りていき、基本から教えていく』 『自分の物差しで選手を図るのはダメ』 『そもそもなぜ、選手とのコミュニケーションが大切か。それはその選手の性格をつかむことで、もっとも効果的な接し方を模索していく必要があるからです。その選手が何を考えて、どのように行動しているかわかるようになり、それにより適切な接し方をできるようになるのです。』 『若手を動かすにはちゃんと動機付けをし、具体的な目標を与えること』 『敗戦の裏で、毅然と信念を貫くことの重要さ』 『大きなコンセプトの中で、どれくらいやれるのか。その点を長いスパンで見ながら判断』 『失敗しても試合中は選手を責めないこと。たとえ負けが込んでいても、それは徹底させていました。』 『ミスを責めずに、取り返すよう努力する。その意識が、必ず逆転を呼ぶ』 『試合中に選手を責めることで、選手がそのミスを取り返すための気力まで奪ってしまうのは避けたかったのです。』 『「ミスをしてしまった。取り返さなければ」というのは、当の選手たちが誰よりもわかっているのです。それをコーチ陣が耐え切れずに責めたりすると、逆効果になりかねない。反省はあくまでも試合が終わった後に回して、まずは目の前のプレー、打席に全力を注ぐこと。それが最善策であることは、明らかなのです。』 『闘志を外に出さないのが今の若者、グラウンドで結果を出せばよい』 『現代の若い選手は非常にシャイなところがあり、闘志を表に出すのが恥ずかしいという思い込みがあるだけ。ハングリーさが外に出ていなくても、まったく心配することもない。』 『対話ひとつで選手は変わる。役割を全うさせることで自分のやるべきことに気づく』 『今の選手に対して「いわなくてもわかるだろう」というのは厳禁です。「以心伝心」というのは美しい日本語ですが、たったひと言のフォローがあるだけで、結果が大きく変わることもあるのです。』 『成長しているなら、ちょっとのミスには目をつぶることも必要』 『若手は精神的に弱く、ミスもします。でもそんなミスを恐れて試合で使わなければ、原石は原石のまま。成長を見せているのなら、多少の失敗は恐れずどんどん使うべきです。』 『人は責任を与えると伸びる』 『結果論でものをいわないこと』 『常識は、本来は自由であるはずの決断の幅を狭める』 『固定観念は、飛躍的成長の敵だ』 『良いと思ったら、まずやってみろ。ダメならば、すぐに変えればいい』 『選手がいいプレーをしたときの指導者は、何も迷うことはありません。素直な気持ちで褒めればいいのです。逆に選手がミスしたときの指導者の対応こそ、気をつけなければなりません。』 『「和を乱す」というと、時代遅れの精神論に聞こえるかもしれません。しかし、メンタル面での意識の低さは、気がついた時点で対応しなければ、そのムードが広まってしまうと対応できなくなります。』 『一人前の野球選手になる前に、まずは一人前の社会人にならなければいけない。』 『「社会で生きていくための基本」を身に付けることの大切さは、若手の選手たちに徹底させようと努力しています。』 『与えられた場を「チャンス」に変えるのは、日々の修練と経験、そしてそこから生まれる自信と誇りなのです。』 『自分のやりたいことに対して目一杯挑戦したことがない子は、明らかに腰が引けてしまう。』 『普段から真摯に「やるべき課題」と向き合っている子の方が、責任あるポジションを任されたときに、意気に感じて立ち向かってくれるのです。』 『「監督の采配のおかげで勝てる試合」など、144試合のうちのほんの数試合あるかないかだと思います。』 『試合の勝敗を左右するのは、選手の力がほぼ100%。監督は、その力を引き出してあげる手助けをするだけ。』 参照:「寛容力~怒らないから選手は伸びる~」、講談社、2008年、渡辺久信 ■
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by beaverscoach
| 2008-12-12 18:02
同志社大学ラグビー部・神戸製鋼ラグビー部在籍中には、平尾誠二元ラグビー日本代表監督らと一時代を築き、日本代表としても活躍されました大八木淳史氏が、高知中央高校ラグビーのゼネラルマネージャー(GM)を務めているそうです。「地域スポーツクラブによる青少年の育成システム構築」の研究を続けながら1年の1/3を高知で過ごし、合宿にも参加して部員と向き合ってきたそうです。そんな高知中央高校が、創部2年目で初優勝を飾り、花園への切符を手にしました。 この大八木氏が指導の中で強調してきたのは「仲間を信頼すること」。「ミスをしたチームメートを責めるのではなく、それを周りでカバーすることを徹底させた」。「チームも一般社会も一つの共同体。グランドでの経験は、ラグビー以外でも絶対に役立つから」と話されています。私もこの考え方には大賛成です。ミスをした選手に「しっかり!」、フォアボールを出した投手に「もったいないよ!」、フィルダースチョスを犯した野手に「なんでそこに投げんだ!」、そして、打てなかった自分自身は「ベンチでしょんぼり」という光景は何度も目にしました。間違いなく言えることは、「失敗しようとしてプレーしている選手は居ない」ということです、だからこそ、「ミスをしたチームメートを責めるのではなく、それを周りでカバーすること」が大事だと思うのです。 ただ、「仲間を信頼しろ!」「ミスを責めるな!」と口で言ってもなかなか出来るものではないと思います。それは、「本人の責任を果たしているか?」「ミスした本人が信頼されているか?」という問題があるからです。練習中ふざけてばかり、「自分が声を出さなくても・・・」「自分一人が手を抜いても・・・」という甘えや、「自分が打てなかったから・・・」と自分の成績に左右され、「チームのため」「仲間のため」ではなく、「自分のこと」ばかりであったら、その選手は信頼され、ミスをカバーしてもらえるだろうか?と思うからです。だからこそ、「チームのために何が出来るか?」「あんなに一生懸命練習して、仲間のためを思っているやつがミスをしたら仕方無い、挽回してやろう!」と思われる選手になれ!と・・・。 ミスした選手が率先してベンチで声を出すのは難しいかもしれません。自分のことは棚に上げて応援するわけですから、「打てなかった奴がなにを・・・」「エラーした奴がなにを・・・」と思われることを気にしてなかなかベンチで声を出せなくなってしまうかもしれません。それは指導者の責任であるかもしれません。「自分が打てなかったからこそ、味方に頑張ってもらいたい」「打てなかった自分に、今、出来ることは精一杯応援すること」だということをしっかり指導すべきだったと思います。「ただ声を出せ!」ばかりでなく・・・。 今年の6年生にも、自分の成績に左右されることなく「チームのために!」率先して声を出し、仲間を応援し、後輩たちの見本となる選手が居てくれたのは大きな財産だと思います。チーム打率UPに貢献出来なかったけど、君の姿勢は大きなものを残してくれたよ!副キャプテン。 参照:日本経済新聞、2008年11月25日、「信頼 合言葉に花園切符」 ■
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by beaverscoach
| 2008-12-10 12:04
平成20年度静岡県少年(学童)野球指導者養成研修会(東部地区)が、11月30日(日)に小山町総合文化会館おいて行われました。 今年の講義の時間は、東海大学名誉教授・浜松大学教授の田中誠一先生の、「現代人のやる気と根性を引き出す」~トッププレイヤーの育成から学ぶもの~という演題にて行われました。個人的には、以前、このブログでも紹介させていただいた「選手の潜在能力を引き出す クリエイティブ・コーチング」(大修館書店・ジェリー・リンチ著)の内容に通じるものがあり、具体的にこんなことをやってみようかな、とアイデアが浮かんできた講義でもありました。 (1)やる気・根性は、植えつけるもの(鍛える・育むもの)ではなく引き出すもの (潜在的にあるもの)・・・これがコーチの役割です (2)「俺についてこい!」ではダメ・・・ 『お前のために、俺もいっしょにやっているのだ』と、思わせる指導者にならなければいけない (3)すなわち『やる気』は、動機付け支援から始まる (4)コーチは指導に、計画性と見通しを持つことが大切 (5)コーチは『勝利への伴走者』であって、考え方で先に立って引っ張る立場にはない (6)計画は、計画通りにいかないもの・・・と肝に銘じ、専ら指導する といった内容のお話しで、自分のメモを見てみると、 ・与えられたメニュー(指導者の押し付け)を出来ない者が根性無しではない。根性とは、目標に向かって継続的な訓練が出来ることをいう。 ・やる気・根性が無い者が、良い仕事・作品・成績を残すことは出来ない。 ・やる気の無い人間をやる気にさせることが出来る人は居ない。 ・どのような選手・どのような人間になりたいのかという目標を設定(やる気)。 ・個別性の原則。個々の目標はそれぞれ違い、計画も違ってくる。 ・計画の見直しの重要性 など、順番がバラバラになってしまい、これだけ読んでも何のことがチンプンカンプンだとは思います。この他にも赤筋・白筋の話、脳細胞の話、遺伝子の話、指導者にも教養が必要という話、手に触れられないものに対して感じる心を育む重要性などなど、指導者として、親としても何度も聞きたいと感じた講義でした。 その中で、「選手に暴力や罵声を浴びせる指導者は、自分の夢や目標を選手に押し付けているだけで論外」とのお話しがありました。これには自分自身にも思い当たる節があり反省です。寛容であるところとしっかり指導するところの線引きはしているつもりで居てもなかなか難しいものと感じます。又、自分の夢や目標が父母会や選手達のそれと合致しているか?指導者間でもベクトルがあっているか?という問題もあると思います。 今後はこれらの課題をしっかりとクリアにし、指導方針にも盛り込み、実践出来るように頑張りたいと思います。 ■
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by beaverscoach
| 2008-12-09 15:10
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