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『義務や責任を果たし、粘り強くものごとに取り組み、チームメイトから信頼され、自信と勇気をもち、自分自身の無限の可能性を信じ、不屈の精神力を培う訓練に耐えられる者だけが勝者になれる。』 『挑戦する心を内に秘め、敵は己自身であり、自分だけが味わうことができる喜びだけが勝利の報酬である。すべては自分が納得できるかどうかだけだ。』 『勝敗や得点、結果が重要だと意識し始めると、心配や不安が頭をもたげる。そのような結果は自分でコントロールできないからである。一方、「自分の責任を果たそう」、「粘り強くプレーしよう」、「思いきってプレーしよう」、「絶対負けるはずがない」などと気持ちを切替えると、まったく危なげなくプレーすることができる。』 『選手の失敗を許すことによって、コーチはチームに勇気を培うことができる。そして選手に、失敗や挫折は、上達のための必要不可欠な要素であるということを学ばせることができる。失敗から学ぶことによって、もっとも挑戦しがいのある難しい技術を身につけることができるのだ。一方、失敗が絶対に許されないとなると、リスクを冒す勇気もわかず、成功へ上り詰める道の途中で完全に立ち往生してしまう。』 『否定的なことばは、不安と自己不信をまねき、プレーを拘束してしまう。だから、心とことばの否定的な要素を覆し、前向きな可能性を育むようなことばに変えることが必要だ。』 『限界は思い込みにすぎない。いったん試してみれば、これをこえる方法を見つけることができる。事を成そうとする場合には「限界」という視点でとらえずに「無限」という観点で考えることがたいせつだ。』 『われわれのほとんどは、「やればできる可能性を秘めたただの人間」である。』 「クリエイティブ・コーチング」、ジェリー・リンチ、2008年、大修館書店
by beaverscoach
| 2008-05-29 18:48
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