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先日、三中野球部の大先輩でもあり、新5年部副会長より、「1月25日付の静岡新聞夕刊読んだか?」「読んでないようじゃ指導者失格だな!」と厳しいご指摘をいただきまいた。パセリをくわえて寝てばかりいる大先輩ですが、押さえるところは押さえております。以下抜粋させていただきます。 「スポーツ障害防ぐ 真下投げ プロ野球選手も注目」 子供の体力低下が問題になって久しい。背景には外での遊びが減ったことがある。体をうまく使えず、スポーツで肩や肘を痛める子も少なくない。そんな中、上手な体の使い方を身に付けさせる「真下投げ」というトレーニングが野球界で注目を集めている。米大リーグ復帰を目指す桑田真澄投手も真下投げのファンだ。「体を上手に使うための、とても効果的なトレーニングだと思う。」練習やリハビリに取り入れているプロ選手も多いそうだ。 ◆体への負担減らす ボールが真上に弾むよう地面にたたきつける。これが真下投げだ。「ステップした前の足に全体重を乗せ、体を大きく素早く回転させる、というのが本質的な動きです」と渡会公浩東京大准教授(スポーツ医学)。渡会さんはスポーツ整形外科として、肩やひじを痛めた野球選手を治療しているときに真下投げを思い付いた。投げると痛いのに、休むと治る患者がいる。原因は投げる動作にあるのでは、と考えた。「治療に来た選手に試すと『全然痛くない』という」 ◆痛みが消失、軽減 伊藤博一東大教授(同)との協同研究で、真下投げでは体が十分回転し、その結果、肩甲骨と腕が正しく配列され、肩や肘への負担が小さくなることがわかった。体の回転が不十分だと、それを補うため肩やひじを無理に内側にねじることになり、負担が大きくなることも分かった。伊藤さんは2002年以降、小学生から大学生までの野球選手約1万人を対象に、肩やひじの投球障害の実態と真下投げの効果をしらべてきた。その結果、投球時に肩やひじに痛みのある選手は少なくとも27%に上がっていた。そのうち90%は、真下投げによって痛みが消えたり軽減したりすることが分かった。残り10%は、ステップなどの動作に慣れていないことが原因とみられた。そこで難しい動作を省き、初心者でも簡単にできる「ZERO(ゼロ)真下投げ」を開発した。構えたとき、肩に余分な力の入らない「ゼロポジション」になっており、上手に体を使って投げることができるため、ほぼ全員に痛みの消失か軽減がみられたという。 ◆もっと外で遊びを 法政大学高校野球部の植月隆助監督は大学時代に肩を壊し、どの治療も効かなかったとき、真下投げに出合った。「恐る恐る試してみたら痛みがなく、本当に驚いた」。昨年まで監督を務めた中学の野球部で指導したところ、痛みを訴える選手は1人も出なかった。日本中体連の太田保軟式野球部長は「理にかなった練習法だ。全国に普及してほしい」と話す。千葉県の強豪、市立習志野高校野球部の投手と監督として全国制覇を2度成し遂げた石井好博さん(現教頭)も高く評価する。「バレーボールなどにも有効ではないか」。桑田投手は「皆で楽しみながら取り組めるのも特徴ですね」と語る。真下投げの動作は「メンコ」や「くぎさし」など外での遊びの動作と同じだ。「子供をたくさん外で遊ばせ、上手な体の使い方を身に付けさせることが重要です」と渡会さんは話している。 この真下投げ、肘を高く上げなければ真下に投げられないため、投げるときに肘が下がってしまう選手にも有効かと思います。思い浮かべてみると、あいつとこいつと、あいつとこいつと、沢山います。ぜひ、練習に取り入れたいと思いますが、彼らが自主練で取り入れ、投げ方変わっていたら嬉しいのだけれど・・・。 参照:静岡新聞夕刊 5面 2008年1月25日(金)
by beaverscoach
| 2008-01-29 10:41
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