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バッティングを教える際、よく「センター返しが基本」と言います。先日もティーにボールを置き、スクエアスタンスで、「センター方向へボールが飛ばなければ、スイングの起動がアウトサイド・インかインサイド・アウトになっているんじゃないか。」と子供達に指導したばかりです。ですが、なぜ「センター返しが基本か?」上手く説明出来ませんでした。「プロ野球の選手がホームランを打つ方向は圧倒的に引っ張る方向が多いじゃないですか?」と聞かれたら、「それはタイミングが少し早いか、体の開きが早かったからだよ。」と、ちょっと不安な回答を準備はしていたのですが・・・。 そこで、「なぜセンター返し?」と理由を探していたところ、良い本に巡り合えましたのでご紹介させていただきたいと思います。 現中日ドラゴンズ監督・落合博満氏が、まだ監督になる前に発行された「コーチング 言葉と信念の魔術」(ダイヤモンド社)105ページにあった文を抜粋させていただきます。 “なぜ「センター返しが基本」なのか?その意味を説明できる人は、実は少ない。少し時間をいただいて、私が解説しておこう。 シートノックを思い浮かべていただきたい。ノッカーは「はい、サード。次はショート」というように、内野手に時計周りに打球を転がしていく。その際、サードを打つ時は左肩(右で打つ人の場合)をサードへ向けてボールを打つ。同じように、打ちたい方向に左肩を向け、時計回りに体を回転させながらボールを打っていく。 つまり、ボールを打つ時は、打者の両肩を結ぶ線と平行に打ち返すことが、最も理に適った打ち方なのだ。これを投手との対戦に置き換えてみる。当然、ボールはマウンドから来る。そのボールに対して両肩を結ぶ線を平行にして打てば、マウンドへ向かって打ち返すのが最も理に適った打ち方だと言える。ゆえに基本なのだ。 だから、私の現役時代はセンター返ししか狙っていなかった。レフトへ飛んだ打球は、体が早く開きすぎたものだし、ライトへ飛ぶのは遅れたからだ。最初からレフトスタンドを狙ったり、いわゆる右打ちをしようとしたことなど一度もない。基本に反するからである。” なるほど!と思った方も多いかと思います。これだけで十分な説明になっているかとも思います。 ただ私的には、「ボールを打つ時は、打者の両肩を結ぶ線と平行に打ち返すことが、最も理に適った打ち方なのだ。」だけだと、いまいち納得出来ないものがあるのも事実です。体の構造や骨格がこうだから、ああだ!ともう少し理論的な説明だと大変嬉しかったのですが・・・。こんな理論的なことばかり探し、発言しているので、「実践的」なKコーチから「屁理屈親父」と野次られるのだろうと思います・・・。以後気を付けます。 参照:コーチング~言葉と信念の魔術~、ダイヤモンド社、2001年、落合博満
by beaverscoach
| 2008-01-21 20:41
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