「至誠而不動者未之有也」
~至誠にして動かざるものは いまだこれあらざるなり~
幕末、吉田松陰が幕府に捕えられた際,故郷に残した言葉でもある。
意味は、「誠意を尽くせば(真心を持ってことにあたれば)、動かされない者はない」という意味になるだろうか。
もとは、孟子の引用であり、
「何か他人に行なってよい反応を得られなかったら、すべからく自分自身に原因がないか反省すべし」と説かれた教えである。
なかなか自分を理解してもらえない、周囲が動いてくれない ^_^; こんな時、全てを他人のせいにして、理解してくれない人・動かない人を貶したくなる。が、実際は、全ては己の責任であり「真心が足りない」・・・
今の世の中、この教えが通じるのだろうか?
通じるか通じないかが問題ではなく、「かくあるべし」と生きるべしなのだろう。
しかし、こんな風に自らを省みることが出来るようになるのだろうか・・・。
まだまだ修行が足りん・・・
大きな字で「真心」「誠意」と書かれたTシャツを着てようか・・・