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「野球が嫌いだった」 こんなショッキングな言葉から始まるコラムが2月16日の日本経済新聞の夕刊「駆ける魂」に掲載されておりました。「野球が嫌いだった方」は誰か?というと、大リーグのレッドソックスとメジャー契約を結んだ田沢純一投手。驚きながら読み続けると、なぜ「嫌い」だったのか?『高校のころから練習はやらされているだけで、楽しくはなかった。怒られないように1日が過ぎればいいな、という感じだった』。高校を卒業し、社会人へ進んだ年頭の挨拶では、『今年は野球が好きになりたい』と語り、それを聞いた監督は、『何とレベルが低いことか』と嘆き、同期のほかの投手に比べても覇気が乏しく、『お前は目が死んでいる』となじったそうです。信じられない感じですが、活躍できなければ年末に退部させるリストに入っていたそうです。 転機が訪れたのは、新たに就任したトレーナーの『科学的で理を説いた』アドバイス。「ただ走れ」「とにかくウエートトレーニングをやれ」と言われ続け、野球から心が離れた田沢投手に、「投球軸のブレを指摘し、腹筋、背筋といった体幹の強化メニューを課した」。そこから、上下半身がうまく連動するようになり、筋肉に指示を伝える神経の動きも整備された。投球が安定してきたのもそのためだとういう。投球の安定とともに精神面も充実し、「こういうトレーニングをして、こう良くなったから結果が出たとわかったので、野球が面白くなってきたそうです。今どきの若者は『理を説けば』動く。田沢投手がレッドソックスを選んだのも、金額ゆえではなく、「育成プログラムをしっかり示してもらえて、自分がどう成長できるかがわかったので」というのが理由である。「理に救われた者にとっては、当然の選択だった」と結ばれておりました。 今年のジュニア指導方針にも『「なぜ」にこだわった中で・・・』とあります。これは、言葉は違えど、『理を説く』ことであり大変重要なことだと改めて感じます。今までにも、「なぜアッパースイングがダメなのか?」など説明してきましたが、説明不足なのか、なかなか理解してもらえないことが沢山です。指導力不足を痛感しますが、「ボールに与える回転」「バットの芯に当る確率」などを説明しても、「そのスイングでホームランを打ったんだ!」という自信と「3本のヒットよりホームランを打ちたい!」という希望。「自分のためではなく、チームのため!」と説いても、「ホームラン打つことはチームのためではないのか?」という疑問。「確かにいつもホームランならチームのためだけど・・・」と思いつつ、子供達の発想は豊富だとつくづく感じます。そんな時には頭ごなしになりがちですが、OB日記に復活した名言集にも、「選手のヤル気を引き出すには、感情的なものの言い方をしては絶対ダメだ。」という私のために探し出してくれたような金言が・・・。根気強く「理を説いて」行きたいと思います。 参照:日本経済新聞(夕刊)、2009年2月16日、「駆ける魂」レッドソックス 田沢純一)
by beaverscoach
| 2009-02-17 11:03
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