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日本経済新聞ネタが続いて申し訳ありませんが、8月13日の「フットボールの熱源」というコラムに「子供なんだからの弊害」というタイトルで書かれておりました記事を抜粋させていただきます。 『Jリーグのあるコーチから「あのチームは一度見ておいたほうがいいですよ」と勧められた。試合をのぞきにいくと、多くの指導者がピッチを取り巻いていた。 関係者の間では柏U-18のサッカーの質の高さが評判になっている。 統制の取れた攻守。スペースをつくり出し、使う連動性。基礎技術をベースにした高いボールの保持力。現在行っているスペイン遠征ではリバプールやアヤックスのユースチームを撃破している。 チームを率いているのはかつて柏、京都などでプレーした吉田達磨監督(34)。「大人のチームみたいじゃないですか」と声を掛けると、吉田監督はいい顔をしない。「サッカーに大人も子供もない」というのが持論で、「子供なんだからがんがん攻めろ」「子供なんだから、それは許される」という短絡的な論調を嫌う。 サッカーには攻めどき、守りどきがあって、選手は戦況に応じてプレーを正しく選択しなくてはならない。たとえば「ここは無理に攻めてはいけない」という時間帯がある。「それを無視して、単純に『子供らしく積極的に仕掛けろ』ばかりでは、間違ったことが習慣化されてしまう」と吉田監督は訴える。 守備にしても、相手に勢いがなければ前からプレスを掛けたほうがいいが、引いてしのいだほうがいいときもある。』大人でも子供でも、それは同じ。当然、そうした戦況を読む力、正しく判断する感覚は子供のうちに身につけさせる必要がある。「子供なんだから」ばかりでは、正しいプレーの選択ができるようにはならない。プレーを規制せず、子供の発想を引き出す必要はある。だが「子供なんだから」という理屈で誤ったプレーを正さないと弊害が出る。それはサッカーに限ったことではない。』 「父母会日記」に「子ども達がやろうとしていることは正にプロの選手がやっていることです。」という書き込みをいただきました。私も個人的には「子供なんだから」出来ないだろうと、目指すプレーにチャレンジさせないようなことはしたくないと考えております。ただ、精度や判断力が劣る子供のやることですから失敗には寛大でありたいとは思っております。このコラムには「子供」とありますが、U-18といえば、高校生世代、「子供」というにはちょっと無理があるように感じないでもないです。野球でも高校生くらいになれば、状況判断は当然のことと思うのですが、柏の小学生世代はどんな指導受けているのか、どんなサッカーをしているのか興味があるところです。まさか、小学生でも、守りどき、攻めどき、戦況を読んで、正しく判断していたら私の考え方も改めないといけないかも・・・。 先日のジュニア大会準決勝でも、セカンドランナーが2度程ツーランを狙いホームアウトとなりました。昨年の「積極的な走塁」から、今年の「より精度の高い積極的な走塁」を目指そう!とは試みているのですが、状況をしっかり伝えていないこちらが悪いのか子供達には難しいようです。アウトになる為にホームを狙ったわけではないので、仕方無いと・・・。そのセカンドランナーだった子供達に「次のバッターがそんなに信用出来なかったか?」と聞いて、はじめて「んっ、そんなん誰だっけ?」といった感じです。「次は5番打者、たとえノーアウト満塁のこのチャンスがホームゲッツーで2アウト2・3塁になっても、次は5番打者まだまだチャンスはある!ここはセカンドランナーの俺は無理せずに!」と冷静に状況判断出来る5年生が居たらちょっと怖いかも・・・。いくらそんなことまで考えて野球をやれといっても、あの緊張感で出来たらそれこそビックリです。 こちらもそんな指示を出せなかったのは反省ですが・・・。 「そこまでやらせなきゃ!」という意見もあるとは思いますが、それを強調するとボストンにいる名トレーナーから「アホか!お前は!子供に何をやらせるつもりだ!」との厳しい指摘が来るな、きっと。いつかはそんなことまで状況判断出来るようにはなって欲しいですが、基本的には「自分で判断してセーフになる!」と思ってのことだと思います。その判断がまだまだ難しいのだと思うのですが・・・。 「無理するな!」とベンチが言っておきながら、「今のは来れたろ!」と子供を惑わすようなことだけは無いよう注意したいと思います。 参照:日本経済新聞、8月13日、「フットボールの熱源 子供なんだからの弊害」
by beaverscoach
| 2008-08-30 18:40
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