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先日、元日刊スポーツ新聞社の編集委員であり、「マユゲの野崎さん」としてテレビ番組などでお馴染みの野崎靖博さんの講演を聞く機会がありました。~名選手・名監督の生き様に学ぶ~ 「野球は人生の語り部」という内容で、大変興味深く参考になるお話しでした。 その中で、プロ野球選手を以下のようにタイプ別に分けて紹介されていたわけですが、 *長嶋さんタイプ(天才型):清原選手、新庄選手、松坂投手 *王さんタイプ(努力型):イチロー選手、松井選手 *野村さんタイプ(ハングリー・理論型):落合監督 んん、っと思う人が1人。イチロー選手は天才型では?と多くの人が感じていると思います。私もそう感じていたのですが、野崎さんの話によると、「イチロー選手は天才に見えるが、実は大変な努力家であり、その努力全てが計画的・理論的・合理的」であるそうです。その「努力の内容と質で言えば、プロ野球史上一番ではないか?」とのことでした。 具体的な努力や練習内容には触れられませんでしたが、「練習のための練習はしない」「習慣や根性論を基にした努力ではない」「迷信的な練習では無く科学的な練習」「自分を理解し、自分にあった練習」などではないかと推測します。 学業が本業であり、塾や習い事で野球に割く時間が限られている学童野球選手を指導する立場の者として、この「計画的・合理的」努力は大変興味があるところです。また機会があればぜひこの辺について語っていただきたいと思います。(誰か講演を依頼してくれませんか?) 野崎さんは、又、日本の野球界の監督や指導者などについても、「日本の野球界は監督や指導者を選ぶ際、過去の名声や実績を重要視しすぎている。どんな名選手でも勉強しなければ良い監督にはなれない。」とも語っておられました。そして、「平等のチャンス・やる気をいかに起こさせるか?」が大事だとも。 ***ちょっといい話*** 今や誰もが知っているイチロー選手。そのイチロー選手もオリックスに入団した数年は1軍と2軍を行ったり来たり。そのイチロー選手にチャンスを与え・やる気を起こさせたのは、今は亡き仰木彬監督です。イチロー選手は、仰木監督が亡くなった際、仰木監督の奥様に「仰木監督の携帯番号は絶対に変えないで下さい。」とお願いしたそうです。その仰木監督の携帯のもとには、今でもイチロー選手からの電話があるそうです。
by beaverscoach
| 2008-04-21 16:54
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