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胃腸炎で2日間ダウン ^_^; だが、その2日間で録画してあったNHKEテレ「百分de名著 ~孫子~」を見て、テキストも読んでみた。かじった程度の知識しかないが、武士道と比較してみるなどすると非常に興味深い。 2500年前の中国で「孫武」という人によって書かれた兵法書であるが、武田信玄や軍師山本勘助をはじめとした武将だけでなく、現在に於いても著名な経営者に影響を与えている本である。 「彼を知り己を知れば、百戦して殆からず」「~其の疾きこと風の如く、其の徐なること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く~」「走るを上と為す(三十六計逃げるに如かずの語源)」などを聞くと「あぁ、あれか!」とピンとくる方も多いかと思う。 乱世を生き抜くための哲学書とされている孫子ではありますが、勝利を掴むための手段に、学童野球の指導者としては少々違和感を感じないわけではない。それは、 『兵とは詭道なり』(戦争の本質は偽りの方法である)。 つまり、相手を「だます」ことで勝利を掴むということが重視されている点です。 実際テキストにも、『その他の戦国武将たちにも「孫子」の教えが広く受容されたかどうかについては、疑問があると言えるでしょう。日本には「武士道」の伝統がある、正々堂々と戦うことが武士の美学であるという考えがあるからです。だまし討ちはしないということです。その点において、謀略で詭道を推奨する「孫子」に拒絶感を抱く武将もいたのではないかと思われるのです』とあります。 よく「勝利至上主義」と「最大限勝利を目指す」ことは違うという話をさせてもらっています。故障している選手や練習をさぼってばかりだが上手な選手を起用してまで勝ちを目指すのか?そこまでして勝ちたいの?といったやり方。一方、一定の選考基準をクリアした選手で最大限勝利を目指すのか?自制の効いた采配なのか?の違いですが、「孫子」と「武士道」はそれに近いような感じもします。もっと言えば、「孫子」が現実主義であり、「武士道」が理想主義のように感じられなくもありません。 「孫子」は人命を尊び生きてさえいれば捲土重来を期すことが出来る。その為に出来る限りダメージは負わない方が良いという考え方のようです。ただ、小学生に教えるにはやはり武士道からかな~と思います。 「今日の相手はかなり強い!まともに戦ったらボコボコにやられて精神的ダメージも大きい。直ぐには立ち直れないかもしれないし、1年間ダメージが残ったら・・・。こうなったら三十六計逃げるが勝ちだ!」と棄権しますか? やはり武士道からですよね?監督・会長・・・
by beaverscoach
| 2015-02-05 17:12
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