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日本経済新聞に掲載されていた細川元首相の「私の履歴書」には名言が多く使われ、人生の・生き方の勉強になりました。ただの文章なのですが、人の心を熱くする言葉には動かされます。 その「私の履歴書」の29回目に「人生は一度 完全燃焼」というタイトルがあります。学童野球チームを卒団して中学入学まで「ボ~」としているであろう卒団生全員にコピーを配りたいような心境ですが、ここで抜粋させてもらいます。 【人間50年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て滅せぬ者あるべきか】 「これは織田信長が最も好んでいた「敦盛」の舞の一節で、今川義元との桶狭間の合戦に臨んで、この数句を繰り返し舞ったことはよく知られている。一度きりの人生、ただ命のある限りは、存分にこの肉体と精神すべてを発動せずにおくものかという信長の闊達邁往の気性が伝わってくる。」「平均寿命が延びたといっても、社会に出てから活動できるのは、せいぜい50年かそこいらでしかない。この限られた、かけがえのない人生をどう生きるか。そこがまさに問題の核心であって、そうであればつまらん小さなことにくよくよするのではなく、何事も完全燃焼するつもりで思いきりよくやっていきたい。そんな気持ちで私は今日までずっとやってきた。なにかをやり遂げようという熱い思いを持ち続けたなら、どんな壁にぶち当っても必ずその向こうに見えてくるものがあると信じている。」 【明日は御座なく候】 「人はいつ死ぬかわからないのだから毎日「今日が最後だ」と思って今日を精いっぱい生きなさい」 【一日暮らし】 「一日一日、一刻一刻、てきめんの今に自分のすべてを発動する、そういう生き方のことを指している」 細川元首相は、「残りの人生を悔いなく過ごし、先人たちの生き方に一歩でも近づきたいものだと、自戒をこめた「日々の心得」というものを墨書きして、寝起する部屋の枕元の壁に張っている。」そうです。 その中の【即起】【不霑恋】というのは、「朝、目が覚めたらぬくぬくと床の中で惰眠をむさぼることなく、ただちに床を離れて一日の活動の準備に入るということ。」【作務】というのは、「禅師でよく用いられるが、私の場合は、庭仕事、畑の手入れ、掃除、轆轤の作業など身体を動かして汗をかく仕事全般を総称している。」【夜、不出門】とは、「読んで字の通りで、夜の巷を遊び歩いたりせず、会食などのつきあいも極力控えるということ。そして、夜はひとり静かに習字や読書をして過し、就寝前には静座して一日を振り返る内省のひとときを持つように心がけている。」その他にも、「あとの5項目は精神的な規範、日常の心組みだ。暮らしを質素に、誰に対しても謙虚に、言葉を少なく、己を慎むこと。そしてあらゆることに細心の心配りをすることなのだ。最後に「跡無き工夫」とあるのは、老子がいった「善行は轍跡無し」の轍跡と同じで、ことさらな痕跡を残さないということだ。もちろんその実績はなかなか容易ではないが。」と結ばれていらっしゃいました。 「善行は轍跡無し」という言葉には、ビーバーズの歴代父母会長の姿が思い浮かびます。「即起」や「夜、不出門」という言葉には、現在の自分と全く正反対の姿が・・・・・。 参照:日本経済新聞、2009年1月30日朝刊、「私の履歴書」
by beaverscoach
| 2010-02-18 11:53
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